はじめに

登録の必要性を確認する

マサチューセッツ州での売上税と使用税の登録申請を行う前に、事業が売上税許可証 (Sales and Use Tax Registration Certificate とも呼ばれる) の登録要件を満たしていることを確認してください。

登録が義務付けられる対象

• マサチューセッツ州に所在し、有形商品の販売、サービス、または市場促進型販売に従事する小売業者。
  
• リモート販売者 (マサチューセッツ州外に所在し、マサチューセッツ州内を最終目的地として販売またはサービスを提供する事業者) で、売上高のしきい値を満たす者。
  
• しきい値: 売上総額 10 万ドル
  
• 期間: 前年度
  

情報を収集する

次に、Mass.gov のチェックリストを確認して、必要な情報がすぐに入手できるようにしてください。これにより、オンライン申請手続きが簡単になります。

登録プロセスを開始する

1. MassTaxConnect のウェブサイトにアクセスします。
   
2. 「Quick links」(クイックリンク) の下にある「Register a new taxpayer」(新しい納税者を登録) を選択し、「Registration options」(登録オプション) の下で「Register a business」(事業を登録) を選択します。
   
3. 必要な情報を確認後、「Next」(次へ) を選択します。
   
4. 登録理由には「I am registering a business」(事業を登録) を選択します。
   
5. 事業の「Organization information」(組織情報) と「Legal business information」(法人情報) を記入し、「Next」(次へ) を選択します。
   
6. 事業者の法的住所と郵送先住所を入力し、先に進む前に住所を確認します。
   
7. 電子納税を可能にするため、事業用の銀行情報を入力し、「Next」(次へ) を選択します。
   
8. 登録する税種別を選択し、「Next」(次へ) を選択します。
   
9. キーワード検索を使用して、事業内容に最も適した North American Industry Classification System (北アメリカ産業分類: NAICS) コードを選択します。
   
10. 複数の責任者が存在する場合は、「+Add another owner/officer」(別の所有者 / 役員を追加) を選択し、責任者の情報を所有者 / 役員欄に記入します。
    
11. すべての事業所を追加して、所在地住所セクションを完成させます。
    
12. 注: このページで入力する日付は、マサチューセッツ州の購入者から売上税の徴収を開始する日となります。どの日付を使用すべきか不明な場合は、公認会計士に相談することをお勧めします。
    
13. マサチューセッツ州で徴税を開始する必要がある日を使用して、売上税登録ページに記入し、最初の申告期限を決定します。
    
14. ページの残りの質問に回答します。
    
15. 注: 年間売上税を見積もるには、前年度の総売上高に 6.25% を掛けます。
    
16. 主要な責任者の情報を使用して、MassTaxConnect のオンラインプロフィールに記入します。
    
17. 事業用の 4 桁の PIN を作成し、後で参照できるようにこの情報を安全な場所に保存します。
    
18. オンラインアカウント用のユーザー名、パスワード、秘密の質問と回答を作成し、後で参照できるようにこの情報を安全な場所に保存します。
    
19. このアカウントで複数のクライアントを管理している場合は、ボックスを選択して「Manage my client」(クライアントを管理) にアクセスします。
    
20. 利用規約に同意し、申請書を確認して提出します。州は通常、申請が処理および承認されると、1 ～ 2 営業日以内にメールで通知します。
    

次の手順

Stripe Tax でマサチューセッツ州の売上税計算を有効にする

マサチューセッツ州から売上税の許可証を受け取ったら、次のステップとして Stripe Tax でマサチューセッツ州向けの売上税の計算を有効にします。州では、売上税登録フォームで使用された売上税の徴収開始日に基づき、貴社がマサチューセッツ州の利用者から売上税の徴収を開始する日を想定します。

Stripe ダッシュボードにマサチューセッツ州の登録を追加する方法については、こちらの手順をご覧ください。Stripe Tax の有効化について、詳細はセットアップ手順をご覧ください。

売上税と使用税のオンライン申告と支払い

次に、州から指定された申告頻度に基づいて、マサチューセッツ州で最初の売上税申告書を提出する準備をします。

信頼できるパートナーにこれらの申告を代行してもらう場合は、TaxJar の AutoFile ソリューションを利用することをお勧めします。こちらをクリックして、サインアップして詳細をご覧ください。

Stripe Tax でできること

Stripe は、マーケットプレイスがオーバーヘッドを減らし、成長する機会を増やしながら、強力なグローバル決済サービスおよび金融サービスのビジネスを構築および拡大できるよう支援します。Stripe Tax は、グローバルな税務コンプライアンスの複雑さが軽減されるよう設計されているため、その分、ユーザーはビジネスの拡大に専念できます。これを使用すると、アメリカのすべての州と 100 カ国以上で、物理的およびデジタルの商品とサービスの両方に対する売上税、VAT、GST が自動的に計算され、徴収されます。Stripe Tax は Stripe にネイティブに組み込まれているため、サードパーティとの連携やプラグインを必要とせず、すぐに使い始めることができます。

Stripe Tax は、次のような場面でお客様のビジネスを支援します。

• 税金を登録して徴収する必要がある場所を理解する: Stripe の取引に基づいて税金を徴収する必要がある場所を確認します。登録後は、新しい州や国での税金の徴収を数秒で有効にできます。既存の Stripe のシステムにコードを 1 行追加するだけで開始できます。また、Invoicing などの Stripe のノーコードプロダクトには、ボタンをクリックするだけで税金徴収を追加できます。
  
• 税務登録: アメリカで事業を行っている場合は、Stripe に税務登録の管理を任せてください。申請の詳細を事前入力するシンプルなプロセスにより、時間を節約し、現地の法令遵守を簡素化できます。アメリカ国外に事業拠点を置いている場合は、Stripe は、Taxually と提携して現地の税務当局への登録を支援します。
  
• 売上税の自動徴収: Stripe Tax は未払いの税額を計算して徴収します。何百もの商品とサービスをサポートしており、税法と税率の最新の変更に対応しています。
  
• 申告と納付を簡素化: Stripe の信頼できるグローバルパートナーを利用すると、Stripe の取引データとシームレスに連携するメリットを活用できます。これによりユーザーは、申告の管理をパートナーに任せて、ビジネスの成長に専念できます。
  

Stripe Tax についてもっと知る。