オンライン資金調達プラットフォームの Booster、Stripe Connect への移行後 3 週間で約 2,000 校をオンボーディング

ジョージア州に拠点を置く Booster は、K-12 の学校や大学に幅広い資金調達サービスを提供しています。ウェブベースのプラットフォームを運営し、学校ごとのオンライン資金調達ページを提供するほか、商品の販売やカスタムブランドのスピリットグッズを含む資金調達プログラムを調整しています。さらに、Booster はファンランなど、フィットネスをテーマにした対面型の資金調達イベントも開催しています。2002 年の創業以来、Booster は 7,500 校を超える学校が 6 億ドルを超える寄付金を集められるよう支援してきました。

使用製品

    Connect
    Financial Connections
    Payments
    Data Pipeline
アメリカ
プラットフォーム

課題

Booster は 2002 年以来、新しい機器、設備のアップグレード、課外活動、そのほか寄付を必要とする取り組みのために、学校が簡単に資金を調達できるよう支援してきました。その中核となるサービスが MyBooster です。これは、資金調達を行う教師、保護者、生徒にとって使いやすく、寄付者にとっても便利なカスタムのオンライン資金調達プラットフォームです。

2023 年、Booster はオンライン決済代行業者がサービスを終了することを知りました。Booster が MyBooster 向けの新しい決済ソリューションを見つけて導入するまでに与えられた時間は、わずか 6 ヵ月でした。Booster のシニアプロダクトマネージャーであるリチャード・フロイド氏は、次のように述べています。「ほとんどの資金調達担当者は、現金ではなくオンライン寄付の回収へと移行しています。オンライン寄付は、このプラットフォームにとってまさにレジの役割を果たしています。」

こうした非常に限られた期間の中で、Booster は新しいオンライン決済ソリューションの選定にあたり、実装のしやすさを重視しました。Booster の技術チームは少人数だったため、開発者が Booster のプラットフォームにこのテクノロジーを簡単に統合できるよう、すぐに使える機能と充実したドキュメントの両方が必要でした。また、以前のプロバイダーでは問い合わせチケットへの返信に数日かかることが多かったため、手厚い開発サポートも求めていました。

Booster は、将来の成長計画に対応できるソリューションも探していました。理想的なプロバイダーは、Booster の当面のニーズを超える幅広い追加機能や機能性を備えており、資金調達の選択肢を拡大しても、新たなプロバイダーを探す必要がないことが条件でした。

Booster は、初期の統合だけでなく、その先も見据え、MyBooster プラットフォームに学校を登録する際のオンボーディングや法令遵守に関する作業の多くを処理できるソリューションを求めていました。たとえば、顧客が資金調達ページの設定時に銀行口座情報を誤って入力することが多く、その結果、入金の失敗が頻繁に発生し、Booster のチームメンバーが正しい情報を確認して回る必要がありました。Booster は、社内リソースをより有効に使うためにも、この問題を減らす必要がありました。

最後に、Booster はサービス改善のために資金調達キャンペーンの結果を継続的に分析しているため、本当に成功したキャンペーンの特徴を把握できるよう、詳細な決済データを提供できる決済代行業者を必要としていました。

ソリューション

Booster は、オンライン資金調達プラットフォーム向けの新しい決済ソリューションとして Stripe Connect を選びました。Stripe が提供する詳細で充実したドキュメントは、Booster のエンジニアが本格実装を始める前に綿密な概念実証を行えたため、意思決定の重要な要因となりました。Floyd 氏は、「契約が締結された時点で、Stripe が私たちに必要なことを実現できるという確信をすでに持っていました」と述べています。

Booster のチームはほとんどの導入を自分たちで管理していましたが、タイムラインを脅かす可能性のある導入に関する質問があったときは、Stripe のプロフェッショナルサービスチームからサポートを受けました。「彼らは、私たちの大きなボトルネックとなって[い]たいくつかの課題について、解消につながる重要なポイントを指摘してくれました。Stripe のプロフェッショナルサービスには、ほとんどの企業にはない知識が蓄積されています」と Floyd 氏は言います。

MyBooster プラットフォームでは、顧客は学校全体、個々の教室、さらには資金調達を支援する各生徒ごとに、固有の資金調達ページを設定できます。Connect の API は、複数の資金調達ページを 1 つの連結アカウントに簡単に関連付けることで、このモデルを支えていました。この連結アカウントが、キャンペーン全体で集められた資金を保持し、分配します。

Booster は Stripe の Payment Element も選択しました。これにより、チームは決済処理 UI を同社の既存の寄付の決済フローに直接組み込めるようになりました。Payment Element は外観をカスタマイズできるため、Booster が現在対応している 2 つの決済手段であるクレジットカードと Apple Pay を維持しながら、寄付者の決済体験を損なうことなく、将来的に新しい決済手段を追加できる幅広い選択肢も提供しました。

Booster は、学校を新しいシステムへ移行する準備が整うと、顧客の銀行口座情報を収集するために Stripe がホストするオンボーディングを選択しました。また、Booster は Stripe Financial Connections も選択し、その情報を即座に確認して、学校が遅延なく寄付を受け取れるようにしました。

最後に、Booster は Stripe Data Pipeline を実装して、会社のプラットフォームの改善に役立つ決済データを提供しました。たとえば、Stripe データを使用すると、Booster は寄付の平均金額が顧客、地域、その他の要因によってどのように異なるかを確認し、将来の意思決定の形成に役立てることができます。

結果

概念実証は 3 週間で完了し、本格導入は 3 ヵ月で完了

Stripe のテクノロジーの使いやすさと、開発者向けの詳細なドキュメントが、Booster の厳しいタイムラインを支えました。Floyd 氏は、「概念実証の実施は、他社よりも Stripe のほうがはるかに簡単でした」と述べています。「他のプロバイダーでは、サンドボックスへのアクセスを得るために、頼み込まなければならないように感じました。」

Booster は、Connect が自社のプラットフォームで機能することを確認した後、10 月に統合開発を開始し、11 月中旬に最初のパイロット顧客を立ち上げました。2024 年 1 月 1 日以降、ほぼすべての顧客が Stripe を使って資金調達向けの寄付を受け付け、分配していました。

Stripe は将来の機能強化を支える機能を提供

Stripe Connect と Payment Element は、Booster の現在の決済ニーズに対する即効性のあるソリューションであると同時に、将来の計画に合わせて事業を拡大していく余地も提供しました。たとえば、Booster は Google Pay や Cash App を含む、より多くの決済手段を寄付者に提供する予定です。Payment Element を使えば、同社はそれらのオプションを追加のコードを書くことなくダッシュボードから有効化できます。Payment Element を使うと、自動決済に適した継続寄付の設定や口座振替の利用も簡単になります。

Booster は、顧客の決済情報を自動入力して決済を迅速化し、コンバージョンを高める Stripe の決済ソリューションである Link の追加を検討しています。Payment Element を使えば、Booster は追加のコードを書くことなく、いつでも Link を有効化できます。

約 2,000 件の学校アカウントを 3 週間でユーザー登録

Booster は、年明け後に学校の資金調達活動が本格化する前に Connect への移行を完了したことで、3 週間で約 2,000 件のアカウントをオンボーディングできました。2024 年 4 月までに、その数は 2 倍の 4,000 件の連結アカウントに増加しました。

さらに Floyd 氏は、Stripe がホストするオンボーディングによって、学校側が機密情報の安全性により安心感を持てるようになったと述べています。Floyd 氏は、「銀行口座情報の入力にはためらいが見られます。特に、Stripe のようなプラットフォームの利用に慣れていない人にはその傾向があります」と話しています。「Stripe のウェブサイトを示しながら、『これは、相手が知っている多くの有名ブランドでも使われている会社です』と伝えられることが、ユーザーに自分たちのデータは安全だという安心感を与えるのに役立ちました。」

Financial Connections により、入金の失敗をほぼ解消

Stripe 以前は、銀行情報の誤りによる学校への入金の失敗が、Booster にとって最も一般的な技術的課題の 1 つでした。現在では、この問題はほぼ解消されています。

Data Pipeline が Booster のデータ主導型アプローチを支援

Data Pipeline を簡単に導入できたことで、Booster は 12 時間以内にすべての Stripe データを同期できました。現在、Booster はそのデータを使用してプラットフォームを改善し、学校ができるだけ多くの寄付を集められるよう支援しています。たとえば、Data Pipeline から得られるインサイトは、最も効果的な推奨寄付額を勧めるなど、Booster がクライアントに提供するアドバイスに役立てることができます。

シンプルな料金体系

手数料によるわかりやすくシンプルな料金。 初期費用や月額費用の固定費はありません。

簡単に導入開始

わずか 10 分程度で Stripe に登録し利用開始できます。
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