INFORICH は、世界 8 市場でキオスクを展開するモバイルバッテリー共有ネットワーク CHARGESPOT を運営しています。同社は 2025 年に、Stripe Terminal を首都圏 300 カ所のキオスクに導入し、非接触決済を受け付けるコンパクトなデバイスである Stripe の WisePad 3 リーダーをバッテリーステーションに直接組み込みました。この導入は、サービスを最も必要とする顧客ほどスマートフォンの電池がすでに切れていてアクセスできないという、バッテリー共有業界特有の課題を解決するものです。
INFORICH のグループ CPO である広瀬卓哉氏は次のように述べています。「当社の成長には常にあるパラドックスが付きまとってきました。スマートフォンのバッテリー残量が 5% まで減っているのに、充電器を借りるためだけにアプリをダウンロードしてアカウントを作成いただく必要があったのです。Stripe Terminal を導入した現在では、カードをタップするだけで、たとえスマートフォンの電池が完全に切れていても、10 秒でバッテリーを借りられるようになりました。これは、1 回限りの利用者や観光客にとって大きな変化です」
タップアンドゴー、アプリは不要
以前は、CHARGESPOT のパワーバンクをレンタルするには、アプリにアクセスするために使用可能なスマートフォンが必要でした。Stripe Terminal の WisePad 3 リーダーがキオスクに直接組み込まれたことで、顧客はアプリのダウンロードやログインを行うことなく、カードまたはデジタルウォレットをタップするだけでパワーバンクを借りられるようになりました。これにより、CHARGESPOT アプリを持たないすべての人にとっての最大の障壁が取り除かれます。
また、Stripe はオンラインと対面の両方の決済に統合されたバックエンドを提供しており、INFORICH はインフラ全体の決済データを単一のシステムで管理できます。ユーザーが CHARGESPOT アプリで決済する場合でも、交通ハブに設置された WisePad 3 リーダーでカードをタップする場合でも、INFORICH は両チャネルの収入と顧客行動をリアルタイムで把握できます。
東京から新しい市場への拡大
INFORICH は東京での試験運用の成功を受けて、日本全国で 1,000 台を超える Terminal の設置拡大を計画しています。現在の 8 カ国に加え、イタリアやニューヨークなど、毎年 2 ~ 3 つの新市場への参入を目指しています。
Stripe の統合されたグローバルインフラにより、INFORICH は日本で使用しているものと同じ決済ロジックとハードウェア構成をヨーロッパや北米でも導入でき、海外展開に伴う開発負担を軽減できます。
「このサービスの最大の価値は、場所や方法を問わず、充電の心配から人々を解放することにあります。決済プロセスをシームレスにし、複数国にまたがって同じシステムを展開できるようになったことは、当社にとって大きな強みとなっています」と広瀬氏は述べています。「今後も Stripe Terminal とともに、世界中でサービスを拡大していきたいと考えています」
Stripe Terminal は私たちにとって単なるカードリーダーではありません。スマホの電池切れというパラドックスを解決し、日本における事業拡大の次の段階を切り開く鍵となる存在です。